【健康】グリコーゲンいろいろ

グリコーゲンつながりで.

身体のあちこちには,糖質を貯蔵しておくことが可能.
筋肉グリコーゲン,1~3g(筋肉100gあたり)
肝臓グリコーゲン,最大100gくらい
血中グルコース,食後で15gくらい

ということなので,全体で600+100+15=715gくらい貯蔵できるらしい.1g6kcalと計算すると,4290kcal分.これはご飯12杯分.
グラムにすると,ご飯一膳の糖質は90gくらいだろうから,715/90=8杯分.とにかく,そのくらいは貯蔵しておく.

ちなみに,中性脂肪は脂肪酸,グリセロールに分解してエネルギーとして使用できるので,1kg7200Kcal.8kgの中性脂肪は,57600kcal.すごい.

一方,消費はというと,大脳は一日120gの糖質を必要としている.全身の細胞は36gの糖質を必要とする.これで936kcal.基礎代謝の1500kcalに含まれる.

全身に貯蓄されている715gの糖質は,4.5日で使い切るという計算になる.

その後,初めて筋肉のアミノ酸を糖新生という現象にてエネルギーとして利用するようになるんだって.

空腹で運動しても空腹感を覚えなくなるのは,アドレナリンが放出されることで,肝臓が刺激されてグリコーゲンを放出するからだそうな.

普通,水泳に行くと,はじめの20minは血中の血糖が使用される.筋肉のグリコーゲンと肝臓のグリコーゲンが利用される.

その後,ご飯を食べると,消費された筋肉中のグリコーゲンが先に補充されてしまい,肝臓のグリコーゲンタンクは空のまま.

そのまま睡眠すると,肝臓のグリコーゲンは使い切って体脂肪を分解し始める.

そんな感じであっているかな.細部に間違いがあるかも知れないけれど大体そんなものらしい.